各士業の業務内容

行政書士事務所(行政書士)の仕事と報酬

行政書士とは

◆ 行政書士とは「他人の依頼を受け報酬を得て、官公署に提出する書類その他の権利義務又は事実証明に関する書類を作成すること(行政書士法 第1条の2)」と定められています。以下にみるように、その業務範囲は幅広く、行政と国民を結ぶパイプ役として、その社会的役割、重要性は高くなっています。

行政書士の業務

◆ 行政書士は依頼を受け、役所に提出する許認可等の申請書類の作成並びに提出手続代理、遺言書等の権利義務、事実証明及び契約書の作成などの業務を行います。依頼された通りの書類作成を行う代書的業務から、複雑多様なコンサルティングを含む許認可手続きの業務まで、高度情報通信社会における行政手続きの専門家として、その射程範囲は幅広いものとなっています。平成13年の行政書士法改正により、許認可申請手続きや契約その他に関する書類作成への代理権が含まれました。
日常取り扱っている行政書士の業務としては、次のようなものがあります。。

1.法人設立の関する業務   会社、組合等の設立、変更、地縁団体の設立等に関する書類の作成。

2.自動車に関する業務   自動車登録、検査、運転免許、運送業免許及び許可、車庫証明等の申請、届出書類の作成。

3.土地利用に関する業務   農地転用許可申請、都市計画法による開発行為許可申請、官民境界の確認、国有地払い下げに関する手続き等の書類の作成。

4.各種営業に関する業務   建設業許可、経営事項審査申請、氏名入札参加、飲食店、風俗営業、貸金業登録、薬局、酒類販売、宅地建設取引業等の申請、届出書類の作成。

5.交通事故に関する業務   自賠責保険、損害賠償金等の請求、示談書、任意保険請求手続き書類の作成。

6.公害に関する業務   廃棄物処理許可申請、工場設置認可申請、公害防止に関する諸手続き書類の作成。

7.権利義務に関する業務   各種契約書、念書、協議書、請願書、陳情書、上申書、告訴・告訴状、相続手続き・遺産分割協議書等の書類の作成。

8.身分上に関する業務   戸籍関係手続き、国籍帰化、出入国管理、永住許可等の申請書類の作成。

9.その他   社会・労務保険等に関する諸手続き書類の作成、公庫・金融機関への融資手続き書類の作成、財務諸表、各種帳簿書類の記帳業務、税理士法その他の法律で制限されていない租税関係の書類作成。

費 用

◆ 行政書士の報酬額については、各行政書士が自由に定め、事務所の見やすい場所に掲示することになっています。同一業務でも具体的な取扱い内容によって、行政書士の受ける報酬額には大きな差が生じます。依頼される際、詳細については必ずご確認ください。

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