IT ライブラリー − 知って得する!「IT活用方法」(2025.07)
スマートフォンの活用法(107)
−iPhoneのマイナンバーカードを提供開始
□ Appleは2025年6月24日、マイナンバーカードをiPhoneで利用できる「iPhoneのマイナンバーカード」の提供を開始しました。「iPhoneのマイナンバーカード」は、iPhoneのAppleウォレットに入れて利用できるマイナンバーカードです。実物のマイナンバーカードの代わりに、iPhoneで、簡単、安全かつ便利に、顔や指紋での認証(Face IDやTouch ID)で、各種サービスを利用することが可能になります。
□ 主な機能は次の通りです。
@マイナポータルへのログインで利用できます。
Aマイナポータルにログインし、薬や医療費、年金の情報確認や、引越しの手続き(転出届の提出・来庁予定日の予約)などが利用できます。
Bコンビニエンスストア等での住民票の写しや印鑑登録証明書の各種証明書の取得サービスが利用できます。
なお、今後マイナ保険証としての利用や、民間サービスにおける本人確認、年齢確認、住所確認での利用も順次拡大するとしています。
□ 対応機種はiOS 18.5以降を搭載したiPhone XS以降のiPhoneです。
iPhoneのマイナンバーカード追加方法は、対応機種を最新のiOSにするほか、マイナポータルアプリも最新版にします。また、実物のマイナンバーカード、券面入力用の4桁の暗証番号、署名用パスワード(6〜16桁)を事前に用意します。最新バージョンの「マイナポータル」アプリを開いて「追加を始める」を選択します。セキュリティ手順として、ユーザーの顔とマイナンバーカードの顔写真の照合が行われます。その中でユーザは顔と頭の一連の動きを完了させることを求められます。続いて、ユーザーは物理的なマイナンバーカードに関連付けられている暗証番号とパスワードを送信して、追加されるのが自分の身分証明書であることを確認すると、あとはiPhoneにマイナンバーカードをかざすだけで本人確認プロセスを完了できます。後は、iPhoneのマイナンバーカードの利用が可能になるまで、しばらく待ちます。朝8時から19時30分に追加した場合はおおむね数分後、19時30分以降の場合は翌朝8時以降に、利用可能となります(平日・土日祝日とも)。利用可能になると、Appleのウォレットアプリから通知が届きます。またマイナポータルアプリのメニューに「利用可能」と表示されます。
なお、通知が届いてから、実際にカードを利用できるまで5分ほどかかります。
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