IT ライブラリー - 知って得する!「IT活用方法」(2025.05)
スマートフォンの活用法(105)
-iOS 18 新機能(6)Safariの新機能「気をそらす項目を非表示」
□ Appleは2024年6月11日(日本時間)、開発者向けのイベント「WWDC(世界開発者会議)」を開催しました。WWDC24では、「Apple Intelligence」や「visionOS 2」「iOS 18」「iPadOS 18」「watchOS 11」「macOS Sequoia」などを発表しました。最も注目を浴びたのは、iPhoneやMac、iPadで利用できる無料のAI機能であるApple Intelligenceで、iPhone 15 Proシリーズ(iPhone 15は非対応)とiPhone16シリーズ、M1以降のチップを搭載するMac、iPadで利用できます。2025年4月1日(日本時間)、iOS 18.4がリリースされ、Apple Intelligenceが日本語環境のiPhoneでも使えるようになりました。
今回は、iOS 18(現時点の最新版はiOS 18.4.1)でSafariに搭載された新機能「気をそらす項目を非表示」を紹介します。
□ iOS 18に対応しているiPhone機種は次の通りです。
・iPhone 16 / 16 Plus / 16 Pro / 16 Pro Max
・iPhone 15 / 15 Plus / 15 Pro / 15 Pro Max
・iPhone 14 / 14 Plus / 14 Pro / 14 Pro Max
・iPhone 13 / 13 mini / 13 Pro / 13 Pro Max
・iPhone 12 / 12 mini / 12 Pro / 12 Pro Max
・iPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Max
・iPhone XS / XS Max / XR
・iPhone SE(第3世代)
・iPhone SE(第2世代)
※「Apple Intelligence」は、iPhone 15 Pro/15 Pro Max、iPhone 16シリーズ以降のみ対応
□ iOS 18になり、WebブラウザアプリSafariにはいろいろな機能が追加されました。「気をそらす項目を非表示」もそのうちの1つで、いわゆる広告ブロッカーのような機能です。ただし、自動で非表示するわけではなく、消せるのは広告だけではありません。タイトルや本文など不要な部分を非表示にできます。
□ 非表示にしたい要素が表示されている状態で、URLの左側にある「ページ設定ボタン」をタップし、「気をそらす項目を非表示」をタップします。次に消したい広告等を選んで、その範囲内の中央にある「非表示」を選択すると、要素が粉々になって消えるアニメーションが再生され非表示になります。いったん非表示にしても、ページ設定ボタンのすぐ隣にある「非表示」→「非表示の広告を表示」の順にタップすれば元の状態に戻せます。
□ ただし、非表示にできるのは、その時に表示されているものに限られますので、スクロール先の要素を非表示にしたい場合は、一度「完了」をタップし、再度非表示の設定をする必要があります。
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