LEGAL ライブラリー − 注目の「ITニュース」(2023.08)

Threads (2)

−開始方法と主な機能

□ Threads(スレッズ)とは
 米国Meta社がリリースしたサービスです。文字を中心としたコミュニケーションを目的とするアプリであり、知人や友人などをフォローしたり、投稿に対して意見を書き込んだりすることができます。画像共有アプリである「Instagram(インスタグラム)」の基盤(利用者数20億人)を活用したもので、英語や日本語など約30の言語が使用可能です。
 Threads(スレッズ)は、公開から僅か5日で登録者が1億人を超えました。2022年11月に公開された対話型人工知能(AI)「ChatGPT(チャットジーピーティー)」は公開から2カ月で利用者が1億人に達しましたが、スレッズはこれを上回るスピードで急拡大しています。
 前回に引き続き、今回は、今話題となっている “Threads” の使い方について、説明します。

□ 開始方法
(1)アプリのダウンロード及びインストール:iPhoneをお使いの方はApp Storeで、Androidをお使いの方はGoogle Playで「Threads」あるいは「スレッズ」と検索。なお、同名のアプリがヒットすることがあるので要注意です。正式名称は、「Threads, an Instagram app」と言います。
(2)ログイン:アプリをインストールしたら、アイコンをタップして起動。「Instagramでログイン」のボタンが出てくるので、Instagramアカウント情報でログイン。※選択するだけで連携が完了します。 なお、複数のアカウントを持っている人は任意のものを選択できますが、アカウントを持っていない場合はInstagramのアカウントを作成する必要があります。
(3)プロフィールの設定:「名前」「アイコン」「自己紹介」「リンク」の4項目を設定。もとより、「Instagramからインポート」を選択すれば、Instagramで使っている情報を流用できます。
 なお、名前とアカウントIDはInstagramと共通となっていますので、変更はできません。
(4)プライバシー項目設定:一般公開する場合は「公開プロフィール」を、承認済みのフォロワー限定で公開する場合は「非公開プロフィール」を選択。
(5)フォローするアカウントを選択:Instagramを利用している人は、フォローしているアカウントの一覧が表示されますので、「すべてフォロー」をタップします。なお、一部の人だけフォローしたい場合は、「フォロー」をタップすれば、個別に選択することもできます。
 最後に「Threadsのしくみ」を確認すれば完了です。

□ 主な機能
 Threadsは、InstagramやTwitterを使っている人にとっては、スムーズに使いこなせます。主な機能は次のとおりです。
(1)ホーム:他のアカウントの投稿が表示されます。各スレッドの下には、「いいね!」「 リプライ」「 再投稿ボタン」「 シェアボタン」の4つのアクションボタンがあります。
(2)検索:他のアカウントを検索することができます。なお、現在のところ、キーワードやハッシュタグでの検索はできません。
(3)投稿(スレッド)の作成:新規投稿ができます。なお、Threadsでは投稿のことをスレッドと呼んでいます。1回のスレッドでは、テキスト最大500文字、画像10枚、動画5分までが投稿可能です。
(4)アクティビティ:ハートの形をしたボタンを押すと、各種お知らせ通知が確認できます。
(5)プロフィール:人の形をしたボタンを押すと、自分のプロフィール画面が表示されます。


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