IT ライブラリー − 知って得する!「IT活用方法」(2021.10)

Windows 11 アップグレード情報(2)

−Windows 10に戻す方法は?

□ 2021年6月24日午前11時(日本時間 2021年6月25日午前0時)にマイクロソフトが開催したイベント「What’s next for Windows」において、OS Windows 10の後継バージョンWindows 11が発表されました。
 またマイクロソフトは9月に入り、Windows 11を2021年10月5日(米国時間)より提供開始することを発表しています。この日から、Windows 11がプレインストールされたPCを購入できるようになり、対象となるWindows 10搭載PCにWindows 11の無償アップグレードが段階的に提供されるとしています。2022年前半にほとんどのPCが無償でWindows 11にアップグレード可能になる予定と公表しています。該当するPCが即座にアップグレードされるわけではないようです。
 今回は、Windows 11にアップグレードした後、Windows 10に戻す方法を説明します。

□ Windows 11にアップグレードした後、実際に使用してみると周辺機器やアプリが対応していない、パフォーマンスが低下するなど様々な理由でWindows 10に戻さなくてはならないケースがあると思います。
 Windows 11には復元機能が装備されており、元のWindows 10環境へ戻すことができます。ただし、復元機能を利用できるのは「アップグレードしてから10日間」のみとなっているので注意が必要です。Windows 11にアップグレード後、早めに周辺機器やアプリを含め一通り使用してみて問題がないか確認しておくことをお勧めします。

□ Windows 10に戻すには、まず「設定」を起動します。Windows 10は[スタート]画面のクイックアクセスアイコンから「設定」が開けましたが、Windows 11では、タスクバーの[Windowsロゴ]を右クリックして「設定」を実行します。
「設定」画面が表示されたら左メニューの[システム]を選択し、右の[回復]をクリックします。次の画面で[復元]をクリックするとWIndows 10に戻す準備が開始されます。準備が終了すると「Windows 10に復元する」画面になり、「以前のバージョンに戻す理由をお聞かせください」と表示されます。項目を選択し「次へ」をクリックします。「アップデートをチェックしますか?」と表示されたら「行わない」を選択します。その後「知っておくべきこと」「ロックアウトされないようにご注意ください」の画面で「次へ」を選択し、最後に「Windows 11をお試しいただきありがとうございます」画面で「Windows 10に復元する」をクリックすると復元が開始されます。


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