IT ライブラリー − 知って得する!「IT活用方法」(2021.07)

スマートフォンの活用法(72)

−Apple純正の紛失防止タグ「AirTag」とは?

□ 長らく噂されていたApple製の紛失防止タグ「AirTag」が本年4月に発売されました。AirTagは、一般的に「紛失防止タグ/トラッカー」や「スマートタグ/トラッカー」などと呼ばれるアイテムです。カバンや財布、キーケースなど大切なものに付けて使用し、iPhone/iPadのアプリから位置情報の検索や音を鳴らすことで、アイテムの在りかがわかるというものです。

□ AirTagは直径31.9mm、厚さ8.0mm、重さ11gのコインサイズで、1個3,800円(税込)アップルストアなどで購入できます。iOS 14.5以降をインストールしたiPhone、iPod touch、iPadOS 14.5以降をインストールしたiPadで利用可能で、Apple IDと紐付けされます。1つのApple IDに対して複数のAirTagを登録することができます。

□ AirTagの位置検索は「探す」アプリを使用します。「探す」アプリは自分の所有しているiPhoneなどのデバイスや登録した家族や友人の位置情報を検索するためのアプリでしたが、その検索対象にAirTagも追加されました。
 AirTagはBluetoothと超広帯域無線テクノロジー(UWB)が使われており、「探す」アプリで、対象となるAirTagの位置が地図上に表示されます。そのAirTagが約10m以内であれば、より細かい位置を表示させることができます。また、AirTagのアラート音を鳴らすこともできます。
 Bluetoothが届かない場所(約10m以上)にアイテムがある場合は、世界中にある数億台のiPhone、iPad、Macデバイスの「探す」ネットワークが利用されます。AirTagが他者のiPhoneの近くを通ったとき、iPhoneはAirTagからのBluetooh信号を受信し、AirTagの位置情報をiCloudに送信する仕組みです。AirTagの持ち主は「探す」アプリを開けばいつでも最新の位置情報を確認できます。


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