IT ライブラリー − 知って得する!「IT活用方法」(2021.04)

スマートフォンの活用法(69)

−iOS14 新機能-4 音を認識して通知する「サウンド認識」

□ Appleは2020年9月17日(日本時間)、iOS14/iPadOS14をリリースしました。2021年3月末現在の最新バージョンはiOS14.4.2です。iOS14では、Appライブラリ、ウィジェット、ピクチャーインピクチャー、着信通知、デフォルトアプリ変更など、様々な新機能の追加や既存機能の改善が行われました。
 今回は特定の音を認識して通知する「サウンド認識」機能について紹介します。

□ 「サウンド認識」は、iOS14から追加された「アクセシビリティ」に分類されている聴覚サポート機能の1つです。特定の音を設定し、iPhoneがその音を認識すると通知する機能です。聴覚サポートは元より、テレワーク中イヤホンなどでWeb会議や音楽を聴いていて、周囲の音が聞こえづらい際に設定しておくと通知で気付くことができます。

□ サウンド認識が可能な音は次の通りです。
 ・サイレン
 ・煙
 ・炎
 ・猫
 ・犬
 ・電気器具
 ・車のクラクション
 ・ドアベル
 ・ドアのノック
 ・水の出しっ放し
 ・赤ん坊の泣き声
 ・叫び声
 ・せき

□ サウンド認識の設定方法は、[設定]アプリを起動し、[アクセシビリティ]→[サウンド認識]を選択します。[サウンド認識]を[ON]にし、下部の[サウンド]をタップすると、設定可能なサウンドの一覧が表示されますので、設定したいサウンドを[ON]にして完了です。
また、サウンド認識のON/OFF、及び、サウンドの設定変更は、[設定]アプリを起動しなくても、コントロールセンターから切り替え可能です。
なお、この機能がONの間は、“Hey Siri”を使ったSiriの起動ができなくなります。


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