IT ライブラリー − 知って得する!「IT活用方法」(2020.10)

スマートフォンの活用法(64)

−iPhoneで「PASMO」利用可能に!

□ 2020年10月6日、交通系IC乗車券・電子マネー「PASMO」がApple Payに対応開始しました。以前よりAndroidスマートフォンでは、「モバイルPASMO(本年3月)」として対応していました。iPhone/Apple Watchでは、別の交通系IC乗車券・電子マネーSuicaが「モバイルSuica」だけが利用可能でした。「Apple PayのPASMO」によりiPhone/Apple Watchでも、PASMOが利用可能になりました。 PASMOはSuicaと同じく、全国で使える交通系IC乗車券・電子マネーで、首都圏の私鉄、地下鉄、バス会社の連合体「PASMO協議会」の傘下にある株式会社パスモが発行しています。全国相互利用対象の鉄道やバスのほか、コンビニなど幅広い店舗で支払いが可能です。

□ Apple PayのPASMOが利用できる端末は次の通りです。
・iPhone:iOS 14以降をインストールしたiPhone 8/8 Plus以降の端末。
・Apple Watch:watchOS 7以降をインストールしたApple Watch Series 3以降の端末。
※日本向けモデルのみFeliCaに対応している「iPhone 7/7 Plus」や「Apple Watch Series 2」は非対応です。

□ Apple PayのPASMOによってできることは次の通りです。
・プリペイド残高での鉄道やバスの利用
・鉄道や路線バス定期券の購入や更新
・プリペイド残高でのショッピング
・Apple Payやクレジットカードを使った残高チャージ
・コンビニのレジやチャージ機などでの現金チャージ
・「PASMOオートチャージ」対応クレジットカードでのオートチャージ
・カードタイプのPASMOやモバイルPASMOからの残高や定期券情報の引き継ぎ

□ 利用開始方法は次の2通りです。
1.iPhone/Apple Watchに標準でインストールされている「ウォレットアプリ」から。
2.App Storeからダウンロードできる「PASMOアプリ」から。
いずれも、新規PASMOの作成、手持ちのPASMOカードの取り込みができます。
※チャージ決済方法や定期券、利用方法等により選択します。

□ チャージ方法は次の3通りです。
1.標準ウォレットアプリに登録しているクレジットカード(VISA非対応)でチャージする方法。
2.PASMOアプリを使う方法。ウォレットアプリに登録できない一部のクレジットカードも利用可能になります。また、ウォレットアプリとカード決済を分けたいときに便利です。
3.現金でのチャージする方法。駅やコンビニのレジやチャージ機などを利用して、カード型PASMOと同様の方法でチャージが可能です。


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