IT ライブラリー − 知って得する!「IT活用方法」(2019.11)

スマートフォンの活用法(53)

−iOS13 新機能-2 標準アプリ「ファイル」で書類をスキャンする

□ 日本時間2019年9月20日に配信が開始されたiPhone、iPod touchに搭載されるオペレーティングシステムの最新版「iOS 13」では、多くの新機能・改良が導入されました。今回は標準アプリ「ファイル」で書類をスキャンする方法を説明します。

□ 書類や名刺、メモ、レシートなどをデータで残すには写真で撮影するか、もしくはサードパーティ製のスキャンアプリを導入しなければなりませんでした。
 iOS13では、標準アプリ「ファイル」に「書類をスキャン」する機能が追加されました。この機能により、書類などををスキャンしてPDFデータとして保存することが可能になりました。
(標準アプリ「メモ」でも書類をスキャンする可能です。詳しくはこちら

□ 利用方法は次の通りです。
 @ファイルアプリを起動し、ブラウズ画面右上ににある「・・・」マークををタップします。
 A画面下部に「書類をスキャン」「サーバーへ接続」「編集」「キャンセル」のメニューが表示されるので、「書類をスキャン」を選択します。
 Bカメラが起動し、スキャン用の画面が表示されます。
 C青い枠にスキャンする書類をあわせます。
 D「自動シャッターをオン」を選択した場合、書類が青い枠に収まると自動的にスキャンが開始されます。
 「自動シャッターをオフ(手動)」を選択した場合、「●」をタップします。四隅の丸印をドラッグして、スキャン範囲にぴったり収まるように調整し、「スキャンを保持」をタップします。
 Eスキャンが完了したら「保存」をタップします。
 Fファイル名と保存先の指定画面が表示されます。 必要に応じてファイル名を変更し、保存先をiPhone内や、iCloud Drive、Dropboxのストレージや選択して「保存」をタップします。
 Gスキャンした書類がPDF形式で保存されます。
 Hさらに加工が必要な場合は、スキャン済みのPDFデータを開き、右上のマークアップアイコン(ペンマーク)をタップし、種類に書き込んだり、色をつけたりすることが可能です。

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