IT ライブラリー − 知って得する!「IT活用方法」(2019.10)

スマートフォンの活用法(52)

−iOS13 新機能-1 最適化されたバッテリー充電

□ 日本時間2019年9月20日に配信が開始されたiPhone、iPod touchに搭載されるオペレーティングシステムの最新版「iOS 13」では、多くの新機能・改良が導入されました。今回は「最適化されたバッテリー充電」について説明します。
 iOS13のアップデート対象デバイスは次の通りです。
<iPhone> iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR、iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 6s、iPhone 6S Plus、iPhone SE
<iPod touch> iPod touch(第7世代)
※2019年10月1日現在、既に3度のアップデートがあり最新版はiOS13.1.2(iOS13.0→13.1→13.1.1→13.1.2)です。

□ iOS13で追加された新機能「最適化されたバッテリー充電」は、iPhoneの充電を最適化することでバッテリーの劣化を遅らせることができる機能です。
リチウムイオンバッテリーは「100%充電すること」、及び、「100%充電された状態が長時間続くこと」で劣化しやすくなってしまいます。
「最適化されたバッテリー充電」をONにすると、80%までは通常通り充電され、残りの20%はユーザーの利用状況や充電のサイクル、消費電力をデバイス自身が学習を行い、ユーザーがiPhoneを使い始める直前に100%充電完了するように調整します。100%充電状態の時間を減らすことでバッテリーの劣化を軽減することができます。

□ 「最適化されたバッテリー充電」の設定は、「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」→「最適化されたバッテリー充電」でON、OFFが可能です。
なお、iOS13へのアップグレード後にデフォルトでONになっています。

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