IT ライブラリー − 知って得する!「IT活用方法」(2019.04)

スマートフォンの活用法(46)

−ワイヤレス充電器の選び方 <iPhone>

□ この度、アップル社は、純正のワイヤレス充電マット「Air Power」の開発、及び、発売の中止を公式に発表しました(2019年3月末)。Air Powerは、2017年9月に開催されたアップルのスペシャルイベントにおいて予告されており、発売間近と予測されていました。中止の理由は、「我々(アップル)の高い要求水準を満たすことはできないと結論を下した」としています。

□ Air Powerの発売が中止されていても、iPhoneがワイヤレス充電に対応したモデル(iPhone 8/8 Plus/X/XS/XS Max/XR)であれば、サードパーティー製品を用いてワイヤレス充電は可能です。その際、ワイヤレス充電器が「Qi(チー)」に準拠している必要があります。
ワイヤレス充電規格を策定している組織や団体は、「WPC(Wireless Power Consortium)」「A4WP(Alliance for Wireless Power)」「PMA(Power Matters Alliance)」など、世界中にいくつかあり、iPhoneでは「WPC」が策定した国際標準規格であるQi(チー)規格に対応しています。Qiは世界で最もメジャーなワイヤレス充電規格とされています。

□ iPhoneのワイヤレス充電では、最大で7.5W出力で急速充電が可能です。充電スピードを速くするには、iPhoneの急速充電に対応している製品や出力が大きい製品(7.5W出力)を選択することで可能です。
また、ワイヤレス充電器の形状も「パッド型(=平置き)」や「スタンド型(=立てかけ)」などがあるので、用途に合わせて選ぶと良いでしょう。

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