IT ライブラリー − 知って得する!「IT活用方法」(2018.05)

スマートフォンの活用法(35)

−iOS11 新機能-7 バッテリーの状態を確認する

□ 2018年3月、iPhone・iPad等のモバイルオペレーションシステム iOS11.3アップデートがリリースされました。iOS11.3では、新しいAR体験、iPhone Xのために用意された新しいアニ文字、ヘルスケアアプリケーションを通じた個人的な健康情報へのアクセスなど、新機能・変更点が導入されました。なかでも、バッテリーの状態を伝えると共に、バッテリーの修理が必要な時にそれを推奨する機能が追加されました。この機能は、2017年12月にバッテリーの劣化状況に応じて端末の動作パフォーマンスを意図的に低下させていたことが発覚した問題に対応したもので、対象機種はiPhone 6以降のSEを含むiPhoneモデルです。

□ バッテリーの劣化状況を確認するには、「設定アプリ」から「バッテリー」→「バッテリーの状態(ベータ)」をタップすると「最大容量」と「ピークパフォーマンス性能」が表示されます。
「最大容量」は、そのiPhoneシリーズの新品時のバッテリー容量を100%とし、それと比較して現時点でどれだけの容量があるかを示しています。
「ピークパフォーマンス性能」は、正常な場合には「お使いのバッテリーは、現在、標準のピークパフォーマンスに対応しています。」と表示されます。バッテリーに問題が生じた場合は「このiPhoneで、必要なピーク電力を供給できなくなったため、突然のシャットダウンが発生しました。この現象が再度発生しないように、パフォーマンス管理が適用されました。」と表示され、システムの速度低下などの機能が制約を受けます。なお、パフォーマンス管理を手動で無効にすることも可能です。

□ Appleでは現在、希望者に対して無償または安価でバッテリー交換サービスを実施しています。2018年12月31日までの間、iPhone6以降のSEを含むiPhoneモデルを対象に、Apple製品限定保証またはAppleCare+の保証対象になっている方なら無料で、その他の保証対象外でも3,200円でバッテリー交換を受けることができます。
バッテリーの劣化が気になる方は、この機会に交換をお勧めします。

iPhoneバッテリー交換の詳細についてはこちらをご覧下さい。

◎ LEGAL NETでは、モバイル・ゲドンに対応した、販売促進活動の支援を行っております。御希望の方はお気軽にお問い合わせ下さい。