IT ライブラリー − 知って得する!「IT活用方法」(2017.11)

スマートフォンの活用法(29)

−iOS11 新機能-1 「緊急SOS」

□ 本年9月20日(日本時間)にリリースされた、iPhone・iPad等のモバイルオペレーションシステムの最新版「iOS11」では、多くの新機能・変更点が導入されました。今回は、新機能の1つ「緊急SOS」について説明します。

□ 「緊急SOS」とは、ロックされたiPhoneから素早く簡単に緊急の連絡先に電話を掛けることが出来る機能です。緊急の連絡先は、「警察(110)」、「海上保安庁(118)」、「火事・救急車・救助(119)」の3箇所です。また、海外で使用した場合には、位置情報を利用して自動的に現地の緊急通報用電話番号に掛かるようになっています。

□ 「緊急SOS」は、緊急連絡先に電話を掛けるだけではなく、自分(iPhone)の位置情報を送信する仕組みも備わっています。緊急の通話が終了した後、キャンセルしない限り自分(iPhone)の現在地情報を緊急連絡先に送信し続けます。現在地が変わってもそのつど最新の位置情報が送信されます。

□ さらに、警察、海上保安庁、火事・救急車・救助以外にも、メディカルIDを利用することで、家族や、かかりつけ医等にも緊急の連絡をとることが出来ます。また、メディカルIDに持病やアレルギー、使用中の薬等を設定することで医療関係者がチェックすることも可能ます。

□ 「緊急SOS」の利用方法は、iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plusでは、サイドボタン(電源ボタン)と音量調節ボタン(+か−のいずれか)を長押しします。
iPhone 7以前では、サイドボタン(電源ボタン)を素早く5回押します。いずれの機種もボタン操作の後、「スライドで電源オフ」「メディカルID」「緊急SOS」のスライダーが表示されます。必要なスライダーをドラッグして緊急電話を掛けます。

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