IT ライブラリー − 知って得する!「IT活用方法」(2017.10)

スマートフォンの活用法(28)

−iOS11 主な新機能

□ Apple社は、9月20日(日本時間)にiPhone・iPad用モバイルオペレーションシステムの最新版「iOS11」の配信を開始しました。このiOS11では、多くの新機能・変更点が導入されました。今回は、iPhoneに対応した主な新機能をを紹介していきます。
 なお、現在iOS11の最新版はiOS11.0.2になっています(10月4日公開)。

□ iOS11 主な新機能

1.コントロールセンター
 画面の下からのスワイプで表示する「コントロールセンター」のデザイン・操作性が大きくかわりました。
タイル状のアイコンが並ぶデザインに変更され、以前は左右にスワイプして切り替える必要のあったミュージックの操作パネルも1つの画面に集約され操作できるようになりました。また、コントロールセンターに表示する項目がカスタマイズできるようになりました。

2.画面収録機能
 iPhoneやiPadの操作の様子を動画に録画できる機能です。iPhoneやiPadだけで録画可能です。

3.キーボード
 従来のグリッド型から、キーの感覚を空けた「アイソレーション型」のデザインに変更されました。また、片手でのキーボード操作が容易になるよう、キーボードを左か右に寄せる機能も追加されました。

4.ファイルアプリ
 新しい標準アプリとして「ファイル」が追加されました。iCloud DriveやサードパーティーのDropbox、Google Driveなどのオンラインストレージのファイルも扱えるようになりました。

5.カメラ・写真
 標準の「カメラ」アプリでは、フレームの中に映るQRコードを自動的に認識し、関連するWEBサイトやアプリが開けるようになりました。以前までは、別途QRコードリーダーアプリが必要でした。
また、「Live Photos」の加工・編集機能も強化された他、アニメーションGIFにも対応できるようになりました。

6.App Store
 App Storeのデザインが一新されました。画面下部のナビゲーションバーは、Today、ゲーム、App、アップデート、検索に変更され、カテゴリとランキングはナビゲーションバーからなくなりました。

 上記の他、マップアプリやメモアプリ、メッセージアプリ、Apple Pay、Siri等の機能強化など、多数の変更点があります。
 なお、iOS11では古い仕様(32ビットアーキテクチャ)に基づいて開発されたアプリは非対応となっています。

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