IT ライブラリー − 知って得する!「IT活用方法」(2015.05)

viewport タグの指定

−デジタル商業広告における“良いデザイン”について−

□ ダヴィンチやミケランジャロのような芸術作品と異なり、商業広告デザインには、依頼者と制作者の主観が制限される決まり事があります。特に、デジタル広告の制作においては、日進月歩する技術的な要素を学習し、正確に理解しておかねば、陳腐かつ無価値なものとなります。

□ 最近、WEBサイトをスマホ用にも対応させるため、デザイナーは <meta name="viewport" content="..."> と指定しています。ところが、プログラムの文法−HTML5の基本原理である“表現と構造の分離”−はおろか、英語を理解していないため、ユーザビリティを損ね、かつ、デバイスの特徴を活かせていないサイトがほとんどです。
 実際に、特定検索キーワードで日本語サイトを検索してみると、TOP10にランクインしているWEBサイトでも、その9割が間違って記述されています。

□ viewport タグの指定を誤ると、ズームができなかったり、特定のスマホでは、横向きにしてもスケールが変わらなかったり、といったトラブルが発生しますOSの違い、例えば、iOS と Android、Windows Phoneでは表示される幅もタグの優先度も違うからです。

□ デジタル商業広告における“良いデザイン”は、「色、形、大きさ」が調整されているものではなく、「目標を設定し、それを実現すること」(P.ドラッカー)が重要な要素と思われます。

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