IT ライブラリー − 注目の「ITニュース」(2014.05)

インターネット無料電話 活用の薦め

−キャリア時代の終焉!−

□ 最近、携帯電話会社(キャリア通信事業者)を通してメールや電話をする機会が減ってきました。無料でメッセージが送れ、通話もできるアプリが多数登場しているからです。今回は、アプリを互いにダウンロードしているだけで、無料で通話ができるサービスをご紹介します。

□ 無料通話アプリ比較
◎ LINE(ライン) NAVER Japan Corporation:知人同士でつながるメッセンジャーアプリとして2011年に登場し、現在では全世界で1億人ユーザーを突破しています。
 無料で通話ができるのは同一アプリ利用者間ですから、加入者が多いのが最大のメリットです。また、写真、動画、音声メッセージ、位置情報、連絡先の投稿など、機能も充実しています。近時、PCからでも利用できるようになりました。デメリットは通話品質です。3G間では???
評価:★★★

○ Skype(スカイプ) マイクロソフト:PC用基本OSであるWindowsで有名なマイクロソフトが提供しているサービスです。スカイプから他社携帯や固定電話にかける場合も携帯電話より利用料は安価です。オリジナルの電話番号も使用可能な本格的通話ツールです。
 通話品質は抜群ですが、アプリが重く、ハングアップし易い短所があります。
評価:★★★

△カカオトーク(KakaoTalk) Yahoo! JAPAN:韓国発信のサービス。世界230ヶ国、7,000万人の利用者がいます。2012年にYahoo! JAPANと提携したため、今後の利用増が期待されています。
 基本的な機能も充実していますが、通話品質はLINE同様、「今一つ」といった感があります。
評価:★★

△Viber 楽天:実は、老舗の無料通話アプリ。2014年に楽天が買収し、楽天の既存ユーザー2億人と合わせて、今後、利用者数増加が期待されるサービス。
 固定電話への無料通話や、携帯電話への通話料も安価な注目アプリ。機能面の充実が課題。
評価:★★

□ 無料通話アプリは利用者数が最重要ポイントです。日本では、スマホ利用者はLINE、パソコン利用者ではSkypeが使われています。端末によって、使い分けている人も多く存在します。

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