<活動・著書・講演> 『やさしくわかるキャッシュフロー』/日本実業出版 『企業再建・清算の会計と税務』:野村智夫・竹俣耕一海薯/中央経済社 『コンピュータで成功する原価計算システムの進め方』/日本実業出版
<MESSAGE> ◆ 「構造改革の時代」と言われて数年が経とうとしています。「構造改革」には様々な側面があります。規制緩和、自由化、民間活力、IT化、グローバル化………。その一つの側面が財務の時代と言ってよいのではないかと思います。 金融自由化、銀行金融から証券金融へのシフト、投資環境の整備、企業・事業再編環境の整備という構造改革要求の反映として財務会計のグローバル化(会計ビッグバン)がすさまじいスピードで進んでいます。連結中心のディスクロージャー、キャッシュフロー重視の会計、税効果会計の導入、年金会計の導入、時価会計への移行といった流れです。その底流としては株主から見て企業経営が効率的かどうか、株主が出したお金は有効に使われているかと言う観点(株主重視経営)があり、株主資本利益率(ROE)、キャッシュフロー重視といった財務数値重視の経営が求められるようになったことがあります。株主から見た投資効率を高める要求から、企業体の分割・再編が求められているのです。分割・再編自体がきわめて財務を意識したものであり、また分割・再編の会計の基準がようやく我が国でも明確になりつつあります。 ◆ 構造改革は痛みが伴うと言われています。1997年移行の大型倒産の波は未だ断ち切れていませんが、倒産と言うよりも企業再生への流れが大きくスピード化、ビジネス化されてきています。民事再生手続き、会社更生手続きが企業再生ビジネス、企業売買・再編(M&A)の一環となる流れが急速にできあがりつつあります。会計ビッグバンにより求められるキャッシュフロー重視、時価評価重視の会計は、企業再生ビジネス、M&Aをにらんだものです。株式公開(IPO)の流れも大きな流れとなっています。 ◆ 他方で、税務としても、会社分割税制の導入、合併税制の抜本的改正、ストックオプション税制と、財務の時代に即した転換の時代です。 ◆ LEGAL NETによって、多くのビジネスマン、経営者、専門家の方々に、最新の財務情報をお届けしたいと思います。