◇◇ 名称について アルシーヴ(archives):[ギリシア語]資料集、資料(文書)保管所 ◇◇
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| 1. | 古代アレキサンドリアのLIBRARIOはいうまでもなく、知は文書として保持され、その継承の上に「知」は成立していった。「知」が教会の権威による教義的なものに変容した中世を経て、近代の端緒にあって再び「知」を汎ヨーロッパ的なネットワークへと広げるための大きな役割を担ったのもarchivesだった。コンピュータの基礎となる二進法を発明したライプニッツがその仕掛人である。
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| 2. | archivesに保管された文書を、整理分類するために生まれたのが「分類法」であり、それは自然の分類学としての「博物学」の基礎ともなった。知を保管し管理すること、またそれを分類することで、19世紀までの近代科学は成立していたと言っても過言ではない。
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| 3. | 21世紀を目前に控えた今日、インターネットというメディアを手に入れたことで、われわれは人類史上はじめて、「知」の集積を個人のarchivesとすることが可能になった。
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| 4. | 今回archivesという言葉を使用したのは、その言葉が単に「集積されたもの」や「集積する場所」を意味するだけではなく、「集積、分類、加工、表示する」という意味が含まれているからである。つまり、必要な「知」をコンピュータ・ネットワークを通じて集積し、情報受領者の必要性に応じて瞬時に表示する仕組みを構築する、という意味合いを込めたものである。 |